【9月の賃貸暮らし】台風・大雨に備えて確認しておきたい6つのポイント
2026/09/12
令和8年8月千葉豪雨により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
9月は、台風や秋雨前線などの影響によって、大雨や強風に注意が必要な季節です。
特に短時間の急激な豪雨は7~9月頃に発生しやすく、都市部では道路の冠水や地下への浸水などにつながることもあります。東京都も、秋雨前線や線状降水帯などの情報が出た場合には注意するよう呼びかけています。
マンションやアパートにお住まいの場合も、台風が近づいてから慌てるのではなく、天候が落ち着いているうちにできる準備があります。
今回は、賃貸住宅にお住まいの皆さまに確認していただきたい6つのポイントをご紹介します。
①バルコニーの物を室内へ移動しましょう
台風の前に、まず確認していただきたいのがバルコニーです。
植木鉢、サンダル、物干し竿、ハンガー、掃除用品など、普段は問題のない物でも、強風によって飛ばされる可能性があります。
飛散した物が窓ガラスや建物を破損させたり、近隣の方にけがをさせたりする危険もあります。
気象庁も、風で飛ばされそうな物については、固定するか屋内へ移動するよう案内しています。
「これくらいなら大丈夫」と判断せず、風で動きそうな物はできるだけ室内へ移動しておきましょう。
また、強風が始まってからバルコニーへ出て片付けるのは危険です。必ず天候が悪化する前に対応してください。
②バルコニーの排水口をチェック
意外と見落としやすいのが、バルコニーの**排水口(ドレン)**です。
落ち葉やゴミ、髪の毛、泥などが溜まっていると、大雨の際に雨水を十分に排水できず、バルコニーに水が溜まる原因になります。
気象庁や東京消防庁でも、大雨への事前対策として、側溝や排水口を掃除して水はけを良くしておくことを推奨しています。
普段あまり確認しない場所だからこそ、台風シーズンを機会に一度チェックしておきましょう。
※共用部分の排水設備など、ご自身で対応できない場所に異常を発見した場合は、無理に作業せず管理会社へご連絡ください。
③窓・サッシはしっかり施錠
台風や強風が予想される場合は、窓を閉めるだけでなく、きちんと施錠されているかも確認しましょう。
必要に応じてカーテンやブラインドを閉めておくことで、万が一、飛来物などによって窓ガラスが破損した場合の室内への飛散対策にもなります。
また、台風の際に「窓の周辺から水が入ってきた」というケースでも、窓やサッシの閉め方が不十分だったという場合があります。
外出前にも、各部屋の窓が確実に閉まっているか確認してください。
④停電・断水への備えも忘れずに
大雨や台風では、停電や断水が発生する可能性もあります。
最低限、
- スマートフォン・モバイルバッテリーの充電
- 懐中電灯
- 飲料水
- 非常食
- 常備薬
- 携帯ラジオなどの情報収集手段
を確認しておくと安心です。
気象庁でも、台風・大雨への備えとして、懐中電灯や非常用食品などの確認、飲料水・生活用水の確保を呼びかけています。
特にスマートフォンは、災害情報の確認や家族との連絡にも使用します。台風が接近する前に充電しておきましょう。
⑤1階・地下のお部屋は浸水にも注意
低い土地にある建物や1階・地下のお部屋では、大雨による浸水にも注意が必要です。
東京都によると、短時間の急激な豪雨では、道路が冠水したり、雨水が地下室へ流れ込んだりすることがあります。
お住まいの地域のハザードマップや避難場所・避難経路を、平常時に一度確認しておくことをおすすめします。
大雨になってから初めて調べるのではなく、「自宅周辺ではどのような災害の可能性があるのか」を事前に知っておくことが大切です。
⑥台風通過後は無理をせず建物を確認
台風や大雨が過ぎた後も注意が必要です。
「窓から雨水が入った」
「天井や壁にシミができている」
「バルコニーの排水が悪い」
「共用廊下や建物設備が破損している」
など、普段と違う状態を発見した場合は、できるだけ早めに管理会社へご連絡ください。
その際、異常がある場所をスマートフォンで撮影しておくと、状況確認がスムーズになります。
ただし、強風や大雨が続いている最中に屋外へ出て確認するのは危険です。台風対策や屋外の点検は、風雨が強くなる前に行うことが推奨されています。
9月は「もしもの備え」を見直しましょう
台風や大雨そのものを防ぐことはできませんが、事前に準備することで被害を軽減できる可能性があります。
特に賃貸マンション・アパートにお住まいの方は、
「バルコニーに飛ばされそうな物はないか」
「排水口は詰まっていないか」
「窓はきちんと閉まるか」
「停電・断水への備えはあるか」
「避難場所を把握しているか」
この機会にぜひ確認してみてください。
気象庁では、台風情報や気象警報・注意報、大雨・洪水警報の危険度分布などを公開しています。天候の悪化が予想される際は、最新の防災気象情報を確認し、早めの行動を心がけましょう。
株式会社富士建設工業では、入居者の皆さまに安心してお住まいいただけるよう、建物管理・入居中のサポートに取り組んでおります。
建物や設備について異常や不具合を発見された場合は、管理会社までご連絡ください。